・・・・・・劣化状況については原物を見ることが一番説得力があります。


抜管とは・・・サンプル管のことです。(3次診断)

中長期修繕計画には欠かせないデータを得られます。

  • 給水管や排水管の劣化状況を把握するための3次診断方法です。
  • 建物内の配管の一部を切り取り、内部腐食や減肉等を調べ残存寿命を想定します。

診断方法

  • バンドソー(右写真参照)で縦割りにし、一方を酸水溶液に漬け、サビや汚れを除去します。
  • ネジ部や直管部の肉厚を測定します。
  • 経年数と現存する肉厚のデータを基に残存寿命を算出します。(下記の料金には残存寿命までの計算は含まれません。)

抜管の目的

  • 改修計画の資料とします。(あと何年持つか。耐年数の目安にします。)実際に原物を取り出して調査することは一番説得力が有る方法だと思います。
バンドソーにて管を切断中

バルブがついている管も当然 切断し、診断します。

送られて来た管を縦割りにするとこうなります。

えーまさかこんなにさびがすごいと思わないですよね。

下の写真の上の管がさび、異物等を除去したもの。

下の管は送られて来たサンプル管の片方です。

全国から送られて来たサンプル管の保管資料。

空調ドレンや給水管・排水管等。材質もいろいろです。

報告書用の写真撮影しているところ。(接写)

では、問題です。

  • どんな時にサンプル管をとればいいの?→
  • マンション等では内装等、改修時にはサンプル管をとるチャンスです。例えば台所を交換する機会があるなら、ぜひサンプルをとっておけば隠ぺい配管でも、劣化状況も把握できます。
 こたえ


  弊社へのご依頼方法  

サンプルの切り取り

原則としては切り取りはお客さまが実施してください。おつき合いのある設備会社や水道工事店に依頼すれば可能です。抜管位置等について不明な点は御相談下さい。

サンプルは下記まで宅配便等でお送り下さい。

出来るだけ運送中の振動等を配慮し、梱包して下さい。

****** 料 金 *****

管径 20mm(20A)〜200mm  報告書作成

管径により割り増しとなります。(例)20Aの場合 約3万円 計測データ付き

 残存寿命桃データ付き報告書作成費別途(送料別)

****** 弊社からの提出物 ******

  • 報告書(頂いたサンプル管の写真/減肉状況写真/肉厚測定データ)
  • お送り頂いたサンプル管は御返却致します。原物を見るのが早道ですね。

******** 支払い方法 **********

  • メールをいただければ詳細について御相談致します。
  • 個人、法人により御相談致します。管理組合員の方も御相談下さい。

***** 注意 受注できない管 *****

  • 放射能等が残留している管、または被爆する恐れがある場合。
  • 病院等の設備に使用し、病菌の伝染が考えられる場合。
  • 特殊な状況下で使用していた管。

◎以上については受注しかねる場合もありますので予めご了承下さい。


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弊社へのお問い合わせはメールまたはでどうぞ。担当/石森